Glowforge, Inc.
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Glowforge App はクラウドベースのレーザー制御ソフトウェアで、SVG/PDF デザインのアップロード、カメラによる位置合わせ、Glowforge マシンでのオートフォーカス彫刻を行えるシンプルな Web インターフェースを備えています。

ライセンス / 価格
Freemium
使いやすさ
9/10
機能
6/10
Glowforge App screenshot

概要 Glowforge App

Glowforge App は、Glowforge レーザーカッターを操作するためのクラウドソフトウェア・プラットフォームです。Web ブラウザまたは iOS アプリからアクセスでき、SVG/PDF や画像をアップロードし、ライブカメラビュー上でデザインを位置合わせし、あらかじめ用意された材料プリセットを利用できます。Premium プランに加入すると、追加のデザインツールが利用可能になります。

Glowforge App logo

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よくある質問

Glowforge App を使うにはインターネット接続が必要ですか?
💡
はい、Glowforge を動作させるにはインターネット接続が必須です。Glowforge のインターフェースはクラウドベースの Web アプリであり、全てのジョブ処理は Glowforge のサーバー上で行われます。Glowforge 本体は、ジョブを準備したり実行したりする際には常に Wi‑Fi 経由でインターネットに接続されている必要があります。言い換えると、システムの「頭脳」はクラウド側にあり、マシン単体ではオフライン動作できません。(自宅のインターネットが不安定なユーザーの中には、モバイルホットスポットを使う人もいますが、いずれにせよ何らかのインターネット接続は常に必要です。)
Glowforge App はどのファイル形式に対応していますか?(DXF ファイルは使えますか?)
💡
Glowforge の Web アプリは一般的な 2D デザイン形式に対応しています。カットやスコア(線刻)用の主なベクターファイル形式は SVG と PDF で、彫刻には PNG や JPG などのラスター画像ファイルもアップロードできます。標準では、Glowforge は DXF のアップロードをサポートしていません。ただし Glowforge Premium を購読すると、ソフトウェアに DXF ファイル対応が追加されます。(Premium は Glowforge の有料サブスクリプションで、DXF 図面のインポートを含む追加機能を利用できます。)一般的には、多くのユーザーが Glowforge 用にデザインを SVG または PDF に書き出して使用しています.
Glowforge App 内でプロジェクトを設計できますか?それとも別のデザインソフトが必要ですか?
💡
Glowforge App は主に「印刷用インターフェース」であり、本格的な設計ソフトではありません。ブラウザ上で動作し(インストール不要)、デザインの配置、設定の調整、レーザーへのジョブ送信といった操作ツールを提供します。基本的な機能(シンプルな図形描画や、特に Premium サブスクリプション利用時のアートライブラリなど)はありますが、ほとんどのユーザーは詳細な設計作業を外部ソフトで行っています。Glowforge は、Adobe Illustrator、Inkscape、CorelDRAW、AutoCAD など、好みのデザインソフトでアートワークを作成し、その最終的な SVG/PDF/PNG を Glowforge の Web アプリへアップロードして印刷することを推奨しています。まとめると、Glowforge のインターフェース内でも軽微な編集は可能ですが、複雑なデザインには専用のグラフィックデザインソフトを使用し、そのファイルをインポートするのが現実的です。
LightBurn などのサードパーティソフトで Glowforge を制御したり、g-code を直接送信できますか?
💡
いいえ、LightBurn(や他のレーザー制御ソフト)を使って Glowforge を直接制御することはできません。Glowforge は公式のクラウドアプリのみで動作するクローズドシステムです。実際、Glowforge が標準的な制御インターフェースを公開しておらず、マシンの動作が Glowforge のクラウドサーバーに依存しているため、LightBurn は Glowforge を一切サポートしていません。回避策としては、LightBurn(または他のプログラム)を「設計専用ツール」として使う方法があります。LightBurn でデザインを作成して SVG/PDF として保存し、そのファイルを Glowforge の Web アプリにアップロードして印刷します。ただし、レーザーへジョブを送信する実際の制御には必ず Glowforge 純正ソフトウェアを使う必要があります。クラウドベースのモデルのため、Glowforge ハードウェアとサードパーティ製コントローラソフトとの間に直接連携機能は用意されていません。
材料上でのデザイン位置合わせにおいて、Glowforge の内蔵カメラはどの程度正確ですか?
💡
Glowforge の上部リッドカメラは作業エリアの便利なプレビューを提供しますが、通常使用での位置合わせ精度はおよそ 1/4 インチ(6 mm)程度に限られます。実際には、アプリ上で見えている配置位置と、レーザーが実際に彫刻・カットする位置との間に最大 1/4 インチのずれが生じる可能性があります。Glowforge は、この ±0.25" の位置誤差を広角カメラシステムとしては仕様範囲内と見なしています。ユーザーが実行できるキャリブレーションツールが用意されており、デザインを配置する前に材料上で "Set Focus" 機能を使うことで、位置合わせを改善することもできます。非常に高い精度(1〜2 mm 程度以内)の位置決めが必要な場合、多くのユーザーは治具(ジグ)や追加のキャリブレーションを利用しています。デフォルトのカメラビューには、その程度の誤差が本質的に含まれているためです。